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#176

眉アートメイクの左右差が発生する理由【ボトックス注射のススメ】

どんなに理想的な眉アートメイクをしても、眉毛の左右差が生じてしまうことがあります。その原因の一つとして考えられるのが、「眉毛を動かす筋肉」。

そこで今回は、アートメイクアーティストとして理解を深めたい、眉周りの筋肉のメカニズムと解決策にオススメの「ボトックス注射」について、詳しく解説します。

【目次】contents

眉毛は豊かな感情を現す

想像してみてください。/p>

もしも眉毛の動きがなければ、感情も伝わりにくいと思いませんか?

喜び:眉毛の外側が上がる

怒り:眉毛の内側が下がり、眉間のシワが現れる

哀しみ:眉毛の外側が下がる


このように眉毛の動きが感情の表現に与える影響は、非常に大きなものです。つまり私たちは、眉毛周りの筋肉を動かすことで、豊かな感情を表現しているのです。

それほどまでに大切な役割をしている眉毛の筋肉には、どのような種類があるのでしょうか。

眉の表情を変える5つの筋肉

眉毛を動かす筋肉は、次の5つに分類できます。


・前頭筋:眉全体や内側(眉間)、外側を上げる

・皺眉筋:眉の内側を下げて、シワを作る

・鼻根筋:眉の内側を下げる

・眉毛下制筋:鼻根筋と共に動く

・眼輪筋:まぶたを閉じることで、眉が下がる


目元や額周辺の筋肉を均等に使用できないと、眉毛が左右不均等に見える場合があります。表情のクセによって筋肉のバランスが崩れると、眉毛の高さにも変化が出てしまうのです。

例えば物を見る時、眉を上げて目を見開いたり、額にシワを寄せて目を凝らすことはありませんか?それも目元の筋肉の衰えの原因に。こうして私たちは、日常の中で知らぬ間に眉毛周りの筋肉を酷使しているのです。

だからこそ眉毛の筋肉は、発達することもあれば、衰えることもあります。

【アートメイクで施術可能?】左右対称の眉毛を手に入れる方法

結論、アートメイクで眉毛を左右対称に描くことはできます。ただし施術前に左右の眉毛の高さに差がある場合、額やまぶたなど、本来であれば眉毛がない位置にアートメイクを描くこととなります。さらにアートメイクで眉毛を描いた後に、眉周りの筋肉に変化が起こる可能性もあるでしょう。すると、以下のような不自然な結果が生じるのです。


目を閉じると、左右の眉が対称でない状態になる

表情を変えても、眉毛が自然に動かない


患者さまが後悔のない判断をするためにも、このようなリスクはしっかりとご説明しましょう。ただし、美容のプロであるアートメイクアーティストともなると、ただのご説明ではなく、「適切なご提案」も求められます。

つまり、アートメイクをやるかやらないかだけではなく、「それ以外の解決策」もお伝えする必要があるのです。Cleoでは、その選択肢の1つとして、「ボトックス注射」があると考えています。

眉毛の筋肉の動きを抑制する「ボトックス注射」とは

ボトックス注射とは、筋肉の緊張を緩和するために、天然のタンパク質と言われる「A型ボツリヌス毒素」を注入する美容治療のことを言います。目周りの筋肉はもちろん、口元のシワ改善や肩こり解消の治療でも活用する方法です。

眉毛の左右差を引き起こす筋肉の活動は、ボトックス注射によって抑制される可能性があります。そのためアートメイクをする際には、ボトックス注射で筋肉の動きを弱らせてから行うと、自然なスタイルになるでしょう。

ただしこの場合、ボトックス注射の効果が切れて筋肉の動きが元に戻ると、アートメイクで描いた眉毛も一緒に動いてしまいます。つまり、そのままにしているといつかは左右差のある眉アートメイクになってしまう可能性があるのです。

これを回避するためにも、アートメイク2週間前までには、ボトックス注射をすることをオススメします。

ボトックスの効果持続期間(目安):3〜6ヶ月程度

眉毛の左右差を解消するアートメイクとボトックス注射

眉毛の左右差は、表情やクセによって、顔の筋肉が発達したり、衰えたりすることが原因で起こります。この左右差を解消する方法として、アートメイクがありますが、施術時すでに左右差がある眉毛では、眉毛が本来あるべき位置に描かれないため、不自然に見えることがあるので要注意!

このような場合、ボトックス注射が1つの解決策として考えられます。ボトックス注射は、筋肉の活動を一時的に抑制し、左右のバランスを整えるサポートをします。こうして筋肉の過度な動きを抑制してから、アートメイクをすると、より自然な眉毛が描けることでしょう。

またアートメイクやボトックス注射という選択肢は、眉毛の左右差という問題解決に役立つ方法の一部です。患者さまへのアドバイスとして、眉毛周りの筋トレや表情筋のクセがつかないよう日常生活で意識することも推奨してみてはいかがでしょうか。

アートメイクアーティストは、美容の専門家です。技術だけではなく、さらなる美につながる提案やアドバイスも行って、患者さまから信頼される存在を目指しましょう。

この記事の監修者

コンテンツディレクター 荒井 茎代
コンテンツディレクター 荒井 茎代

医療マーケティング経験 約10年。
医師、看護師、薬剤師と共に記事制作や広告コンテンツ執筆多数。
モットーは、「役に立つ“真実”を伝えること」。

薬機法や医療広告ガイドラインに注意しながら、読んで損のない「価値のあるコンテンツ制作」を目指しています。

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